〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
TEL:03-5478-8571 FAX:03-3465-0335



劇団概要
英語(English)
日本語(Japanese)
地図
スタジオ
プライバシーポリシー
お問い合わせ

ごあいさつ


2020年は新型コロナウイルスに振り回された1年だった。これを書いている時点でも今後どこまで拡大していくのか、はたまた奇跡的に収束していくのかわからない。それでも日々生活していかなければならない。

2020年の青年座は宮本研作、伊藤大演出『からゆきさん』で幕を開けた。本多劇場でのファイナル公演。長野県ブロック伊那、松本での例会。そして2月、松本哲也氏の新作『ありがとサンキュウー!』。磯村純演出で続いた。しかしこのあたりから日常が崩れていった。6月公演『ズベズダ―荒野より宙へ―』、新劇交流プロジェクト『美しきものの伝説』の延期が決まった。閑散とした劇団。今までなかったことだ。しかし徐々に演劇を取り戻そうと動き出した。配信事業を始めとして様々な取り組みを行った。困惑もあったが発見もあった。でも、やはり生の舞台、観客と向き合って芝居をしたい。首都圏ブロック巡演の長田育恵作、宮田慶子演出『砂塵のニケ』と東京芸術劇場シアターウエストでの宮本研作、齊藤理恵子演出『ブルーストッキングの女たち』で動き出した。稽古場、劇場、巡演でのガイドラインを作り公演に向かった。今まで経験したことのない芝居作り。果たしてこれが芝居づくりなのか。自問自答を繰り返した。『砂塵のニケ』は首都圏ブロックの皆さんの大変なご努力のおかげで完走できた。『ブルーストッキングの女たち』も劇場のバックアップ、ユース会員はじめ観客の皆さんの応援で無事幕を下ろすことができた。そして11月17日から始まった中部・北陸ブロック例会マキノノゾミ作、宮田慶子演出『横濱短篇ホテル』は12月14日、魚津の地で無事全公演を終えた。『砂塵のニケ』とともにコロナ禍の中、私たち青年座の芝居を迎えてくださったすべての鑑賞団体の皆さまに感謝したい。また『横濱短篇ホテル』は全14団体のうち9団体が前例会クリアで私たちを迎えてくださった。この事実に大きな勇気を頂いた。

2021年は『シェアの法則』で始まる。作者は俳優で脚本家で劇団日穏-bion-を主宰する岩瀬晶子さん。演出は須藤黄英。そして5月、俳優座劇場でマイク・バートレット作、小田島則子翻訳、伊藤大演出『アルビオン』。9月、シアタートラムで野木萌葱作、黒岩亮演出『ズベズダ―荒野より宙へ―』と続く。どうなるかわからない。それでも演劇の力を信じて前に進みたい。

御身大切、本年もよろしくお願い申し上げます。

森正敏(2021.1.1)


青年座の活動


劇団青年座は「創作劇の上演」を趣意書に謳い、1954年5月1日森塚敏、東恵美子、成瀬昌彦、天野創治郎、土方弘、中台祥浩、初井言榮、山岡久乃、氏家慎子、関弘子、ら十人の俳優によって結成いたしました。同年12月17日俳優座劇場で椎名麟三作『第三の証言』をもって第一回公演をおこない、以後、矢代静一(『写楽考』他)、八木柊一郎(『国境のある家』他)、宮本研(『からゆきさん』他)、水上勉(『ブンナよ、木からおりてこい』他)ら多くの劇作家と共に数々の創作劇を上演してきました。

1994年の創立四拾周年以降はマキノノゾミ(『横濱短篇ホテル』他)、永井愛(『見よ、飛行機の高く飛べるを』他)、鈴木聡(『をんな善哉』他)、最近では長田育恵(『砂塵のニケ』)、シライケイタ(『安楽病棟』)、瀬戸山美咲(『残り火』)、中村ノブアキ(『DNA』)、松田正隆(『東京ストーリー』)、松本哲也(『ありがとサンキュー!』)、岩瀬晶子(『シェアの法則』)と現代演劇を代表する劇作家の新作を次々と上演、また『明日−1945年8月8日・長崎−』(井上光晴原作、小松幹生脚色)、『ブルーストッキングの女たち』(宮本研作)など繰り返し上演すべき作品を組み込み、重層的な公演活動を行っています。

また2012年からはポリー・ステナム作『THAT FACE〜その顔』、マイク・バートレット作『LOVE, LOVE, LOVE』など、海外の現代戯曲にも積極的に取り組み、2019年上演の『SWEAT スウェット』(リン・ノッテージ作)では高い評価をいただきました。

東京での本公演の他、全国の市民劇場・演劇鑑賞会でのロングラン公演、新劇交流プロジェクト公演(『その人を知らず』)など、劇団の枠を超えた交流など多彩な演劇活動を展開しています。

一方、現代演劇の未来を担う俳優・スタッフの養成を目的とし、1975年より青年座研究所(2年制)をスタートさせ多くの人材を輩出してきました。2021年も本科・実習科で多くの研究生が学びます。

さらに青年座映画放送株式会社を通し、所属俳優・スタッフの舞台・テレビ・ラジオ・映画出演、演出のマネージメントを行い、日本の現代演劇・エンターテイメントの発展に大きく貢献しています。


受賞

1968年 第23回芸術祭奨励賞(『禿の女歌手』の成果に対して)
1968年 第3回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1971年 第6回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1973年 第28回芸術祭優秀賞(『三文オペラ』の成果に対して)
1979年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1979年 厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1980年 第34回芸術祭優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1981年 第35回芸術祭大賞(「五人の作家による連続公演の企画・制作」)
1985年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
    厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1987年 第42回芸術祭芸術祭賞(『国境のある家」の成果に対して)
1990年 平成元年度芸術祭芸術祭賞(『盟三五大切」の成果に対して)
1997年 第31回紀伊國屋演劇賞団体賞
    (『三文オペラ』『審判』『ベクター』などの舞台成果に対して)
1998年 第5回読売演劇賞優秀作品賞(『フユヒコ』の舞台成果に対して)
1998年 第52回芸術祭大賞(『見よ、飛行機の高く飛べるを』の成果に対して)

Copyright © 2006 - 2014 SEINENZA All Rights Reserved.
当サイトはリンクフリーですが、掲載されている記事・画像などの無断掲載を固く禁止いたします。
〒151-0063東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12