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青年座劇場は1969年に開場して以来今年で49年になる。たくさんの芝居をつくり上演してきたが、寄る年波には勝てずあちこちガタが来ている。そこで青年座、病院、マンションが一体となって建て替えに向かうことになった。まだ具体的なスケジュールは出ていないが、2、3年後には新たな青年座劇場としてお目見えすることになる。期待してお待ちいただきたい。

昨年は本公演として新作を4本上演した。マキノノゾミ作、宮田慶子演出『わが兄の弟−贋作アントン・チェーホフ傳』、古川健作、黒岩亮演出『旗を高く掲げよ』、太田善也作、黒岩亮演出『真っ赤なUFO』、中津留章仁作、伊藤大演出『断罪』。新旧劇作家の競作は刺激的だった。そして全国の演劇鑑賞団体では4作品を迎えて頂いた。『朝食まで居たら?』東北。『見よ、飛行機の高く飛べるを』神奈川・北海道。福島、会津、そして練馬での自主公演。『からゆきさん』首都圏。『ブンナよ、木からおりてこい』中国。今回の第5次ブンナは2012年に始まり足かけ6年全国をまわった。新国立劇場での最終公演を終え、5度目の冬眠に入った。また青年座を代表する二人の俳優がスタジオ公演を立ち上げた。山路和弘企画『江戸怪奇譚〜ムカサリ』、津嘉山正種企画『かあちゃん』。『ムカサリ』は伊賀上野・蕉門ホール、十日町・圓通寺でも上演した。そして磯村純・久留飛雄己企画『眞田風雲録』は年末の寒さを吹き飛ばした。また文学座・文化座・民藝・青年座・東演の5劇団で行った新劇交流プロジェクト『その人を知らず』は新劇の未来に希望を感じる公演となった。

2018年、本年もまた果敢に新作に臨む。まず3月は『砂塵のニケ』。てがみ座を主宰し評伝劇で定評のある長田育恵氏が宮田慶子と組んで青年座劇場の最後を飾る。この後は下北沢本多グループの劇場で公演を行う。6月本多劇場は『安楽病棟』。高齢者社会の日本で安楽死の是非を問う帚木蓬生氏の長編小説を舞台化。脚本には劇団温泉ドラゴンの代表で俳優・演出家・劇作家として活躍するシライケイタ氏があたる。演出は第5次ブンナをつくり上げた磯村純。8月、小劇場B1で高木達作『風が吹くとき(仮題)』。1986年に上演した『風が吹くとき』の経験を踏まえ、核の脅威の中で生きる夫婦の物語をつくり出す。演出は伊藤大、齊藤理恵子、金澤菜乃英の3人が当たり3組の夫婦の物語をつくりだす。11月、ザ・スズナリで瀬戸山美咲作、黒岩亮演出『残り火』。交通事故の加害者と被害者、二つの家族を通して罪と罰と生きることの本質を描き出す。瀬戸山美咲氏はミナモザ主宰者で人間と社会の関係を描く劇作家で演出家。そして『横濱短篇ホテル』が九演連に旅立つ。九州の皆さんと例会をつくる中でまた作品が成長して行く。楽しみである。

今年も人が生きるということに正面から向き合う演劇を力いっぱいつくり上げていく一年にしたい。本年もよろしくお願い申し上げます。

森正敏(2018.1.1)


青年座の活動


劇団青年座は「創作劇の上演」を趣意書に謳い、1954年5月1日森塚敏、東恵美子、成瀬昌彦、天野創治郎、土方弘、中台祥浩、初井言榮、山岡久乃、氏家慎子、関弘子、ら十人の俳優によって結成いたしました。同年12月17日俳優座劇場で椎名麟三作『第三の証言』をもって第一回公演をおこない、以後、矢代静一(『写楽考』他)、八木柊一郎(『国境のある家』他)、宮本研(『からゆきさん』他)、水上勉(『ブンナよ、木からおりてこい』他)ら多くの劇作家と共に数々の創作劇を上演してきました。

1994年の創立四拾周年以降はマキノノゾミ(『わが兄の弟ー贋作アントン・チェーホフ傳』他)、永井愛(『パートタイマー・秋子』他)、最近では太田善也(『真っ赤なUFO』他)、古川健(『旗を高く掲げよ』)、鈴木聡(『フォーカード』他)、古川貴義(『俺の酒が呑めない』)、野木萌葱(『外交官』他)ら現代演劇を代表する劇作家の新作を次々と上演し、高い評価を受けております。 また2012年からはポリー・ステナム作『THAT FACE〜その顔』、マイク・バートレット作『LOVE, LOVE, LOVE』、ジョエル・ポムラ作『世界へ』、ジョン・ロビン・ベイツ作『砂漠のクリスマス』など、海外現代戯曲にも積極的に取り組んでいます。
そして東京での本公演の他、全国の市民劇場・演劇鑑賞会でのロングラン公演、劇団員の自主企画によるスタジオ公演、特別公演など多彩な演劇活動を展開しています。

一方、現代演劇の未来を担う俳優・スタッフの養成を目的とし、1975年より青年座研究所(2年制)をスタートさせて多くの人材を輩出してきました。2018年も本科・実習科で約70名の研究生が学びます。

さらに青年座映画放送株式会社を通し、所属俳優・スタッフの舞台・テレビ・ラジオ・映画出演、演出のマネージメントを行い、日本の現代演劇・エンターテイメントの発展に大きく貢献しています。


受賞

1968年 第23回芸術祭奨励賞(『禿の女歌手』の成果に対して)
1968年 第3回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1971年 第6回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1973年 第28回芸術祭優秀賞(『三文オペラ』の成果に対して)
1979年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1979年 厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1980年 第34回芸術祭優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1981年 第35回芸術祭大賞(「五人の作家による連続公演の企画・制作」)
1985年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
    厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1987年 第42回芸術祭芸術祭賞(『国境のある家」の成果に対して)
1990年 平成元年度芸術祭芸術祭賞(『盟三五大切」の成果に対して)
1997年 第31回紀伊國屋演劇賞団体賞
    (『三文オペラ』『審判』『ベクター』などの舞台成果に対して)
1998年 第5回読売演劇賞優秀作品賞(『フユヒコ』の舞台成果に対して)
1998年 第52回芸術祭大賞(『見よ、飛行機の高く飛べるを』の成果に対して)

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