ブラッシュアップ 演劇集中講座
フィリップ・ゴーリエ 演劇ワークショップ
Vol.9 ブッフォン

今年のテーマは≪ブッフォン≫です。ちょっと耳慣れない言葉かもしれません。
辞書の定義によれば「道化(古い用法では「宮廷道化」)」となります。
実はこの定義、掘り下げていくとけっこう面白い発見があります。
また、フィリップさん自身が、とても的確に表現してくださっているので、ワークショップで扱うブッフォン像そのものはおわかりになりやすいかと思います。
ブッフォンは差別された人々─それも、崇高な理想・道徳をかたる社会から差別された人々です。これに当てはまる例は、現代でも世界中のいたるところで目にできるでしょう。 つまり、≪ブッフォン≫は人間の本質がもっともおぞましい形で現れているものだといえます。
では、なぜこれをテーマとして取り上げるのでしょう?
普通の社会告発はやはりいろいろなところで行われています。「感情移入」すれば、怒る・泣く・嘆くといったネガティブなものが想像できます。 けれども、本当に悲惨な状況にある人にはこうしたものしか残っていないのでしょうか?
≪ブッフォン≫は美しい人間性を持っています。
こうした最底辺の状況を「昇華」します。そこに彼らの「喜び」が生まれるのです。
【伊藤大】

Philippe Gaulier

講師 フィリップ・ゴーリエ Philippe Gaulier

詩人・劇作家・演出家・俳優
フィリップ・ゴーリエ国際演劇学校校長

1943年パリ生まれ。ジャック・ルコック国際演劇学校卒業後、10年間同校の教授をつとめる。
‘87年にフィリップ・ゴーリエ国際演劇学校設立。
テアトル・ド・コンプリシテや香港劇場組合などに大きな影響を与え、欧米の映画・演劇で活躍する俳優が多くゴーリエ国際演劇学校で学ぶ。
現在本拠地のベルリン、マドリッド、ダブリン、香港など世界各国でワークショップを行っている。


講師 : 宮崎道子(フィリップ・ゴーリエ演劇学校講師)
講師アシスタント:伊藤 大(青年座)

ブッフォン

ブッフォンというのは手足のない人たち、追放された人々、体の不自由な人たち、小人、 売春婦、同性愛者、魔女、異教徒、気狂い、などのこと。
中世のヨーロッパではカトリック教会が絶大な権力を握っており、彼らはこれらの人々を ブッフォンと称して沼地へ追いやり迫害しました。
ブッフォンは神によって選ばれた人々ではなく、沼地や河原へ追いやられた者、ゲットーへ 追いやられた者、社会から疎外された者。
このワークショップでは体の形をデフォルメすることを楽しみながら、ブッフォンが持つ特別な 喜び、冒涜する、告発する喜びを学びます。
【フィリップ・ゴーリエ】

日時他

日程 201083()814() [88()9()は休講]
11:00〜17:00(休憩1時間含む)
会場 青年座( http://seinenza.com/about/map.html
151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
TEL 03-5478-8571
 
受講料 70,000円
 
募集人員 35名
申込 所定用紙をダウンロードし、所定事項ご記入、顔写真添付(モノクロカラーどちらでも可)の上下記にご郵送下さい。
  「申込用紙」
 
※お送りいただいたお申し込み書類は返却いたしませんので、ご了承ください。
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受付期間 2010615()716()
お申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。お申し込みの方は723()までに結果をご連絡いたします。
お申込
お問い合わせ
劇団青年座
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
TEL:03-5478-8571 FAX:03-3465-0335
http://www.seinenza.com
E-mail  hiyama@seinenza.com(檜山)
主催 (社)日本劇団協議会
〒160-0022 東京都新宿区西新宿6-12-30 芸能花伝舎3階
TEL 03-3341-8151
運営 劇団青年座
協力 劇団青年座研究所