ものがたり
1974年秋、東京都大田区。
小さな工場が集まる町の一角にある佐久間製作所。
石油ショックによる大不況の中、父親のあとを継いだ幸子の獅子奮迅の働きと
職人たちの熟練で何とか乗り切ろうとしていた。
しかし、そんな幸子たちの頑張りにも母・照代はなぜか浮かない顔をしている。
「もう町工場の時代じゃないんだよ」
「コンピュータがあれば職人なんていらない」
押し寄せる技術革新の波は人を切り捨てる。
家族も職人も結束して立ち向かう佐久間製作所が選んだ道は・・・
ふたくちつよし氏が『お茶をすすって』『こんにゃくの花』に続き
青年座に書き下ろす“昭和の家族劇”シリーズ第3弾。
今では“ものづくり日本”の最先端技術を支える町工場。
今から37年前、職人たちと家族の絆が未来を拓く。
*切り子(キリコ)=金属を削ったときに出る金属くずのこと
スタッフ・キャスト
スタッフ
作 |
=ふたくちつよし |
演出 |
=黒岩亮 |
装置 |
=柴田秀子 |
照明 |
=中川隆一 |
音響 |
=城戸智行 |
衣裳 |
=竹原典子 |
舞台監督 |
=尾花真 |
宣伝美術 | =早川さよ子 |
製作 |
=紫雲幸一 |
キャスト
佐久間照代 |
=藤夏子 |
佐久間幸子 ≪照代の次女≫ |
=松熊つる松 |
佐久間直子 ≪幸子の長女≫ |
=尾身美詞 |
増田菊乃 ≪佐久間製作所 従業員≫ |
=五味多恵子 |
粉川伸吉 ≪佐久間製作所 従業員≫ |
=小豆畑雅一 |
春日満男 ≪城南プレス 従業員≫ |
=山﨑秀樹 |
木下典子 ≪近所の主婦≫ | =上杉二美 |
藤崎敏正 ≪富士金属社員≫ | =石井淳 |
杉山耕作 ≪大進精工社員≫ | =山賀教弘 |
杉山光子 ≪照代の長女≫ | =麻生侑里 |
公演日程・チケット
青年座劇場 10月21日(金)~ 30日(日)
*学生券をお求めのお客様は、当日受付にて学生証の確認をさせていただきます。
10月 | ||||||||||
21日 | 22日 | 23日 | 24日 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 | |
金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
14:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
チケット(税込) | 全席指定 | 販売窓口 |
一般 | 4,000円 | 全窓口 |
学生 ※当日受付清算のみ | 3,000円 | 青年座のみ取扱 |
取扱先 | 問合せ先 | 取扱時間 |
劇団青年座 | 0120-291-481 | 土日祝除く 11:00~18:00 |
チケットぴあ | 0570-02-9999 Pコード 414-769 |
オペレーター対応 10:00 ~ 18:00 |
ローソンチケット | 0570-084-003 Lコード 33201 0570-000-407 オペレーター対応 |
オペレーター対応 10:00 ~ 20:00 |
イープラス | ネット販売のみ | ― |