評決-昭和三年の陪審裁判
ものがたり
「違います!」
憂いを秘めた被告・吉田静子の悲痛な叫びが法廷に響き渡った。
その罪は放火殺人
夫と姑を焼死させたのだ
床屋・写真館・蕎麦屋・化粧品外交員・踊りの師匠・退役陸軍大佐・
銀行支店長代理・古物商・呉服問屋・円タク運転手・撮影所所長・百姓
様々な職業の十二人の男たちが東京地方裁判所に集められた。
「あの女は絶対にやっているよ」
「目許といい唇といいあれは正しく‥‥」
「いやもっと分別のある女じゃないか」
「‥女優にしてもいいくらいだべ‥へへ」
「私は黒だと思うね」
「でも女はやってねって」
「嘘に決まってるじゃないか」
「おらあ‥ほんとうに分かんねえす」
決め付け、戸惑い、無関心、心配事
様々な人間模様の渦巻く中、真実に向き合わされた十二人の日本人が出した結論とは?
昭和三年から十五年間、日本でも陪審裁判が行われていた。
スタッフ・キャスト
スタッフ
作 |
=国弘威雄・斉藤珠緒 |
演出 |
=鈴木完一郎 |
照明 |
=中川隆一 |
音響 |
=高橋巖 |
舞台監督 |
=安藤太一 |
製作 |
=森正敏 |
キャスト
若松(陪審員)・床屋 |
=平尾仁 |
木村(陪審員)・写真館 |
=山野史人 |
森山(陪審員)・蕎麦屋 |
=井上智之 |
高井(陪審員)・化粧品外交員 |
=大家仁志 |
金杉(陪審員)・踊りの師匠 |
=若林久弥 |
大島(陪審員)・退役陸軍大佐 |
=益富信孝 |
野口(陪審員)・銀行支店長代理 | =蟹江一平 |
坂本(陪審員)・古物商 | =山口晃 |
加藤(陪審員)・呉服問屋 | =永幡洋 |
岩切(陪審員)・円タク運転手 | =青木鉄仁 |
中西(陪審員)・撮影所所長 | =嶋崎伸夫 |
田代(陪審員)・百姓 | =川上英四郎 |
吉田静子・被告 | =那須佐代子 |
裁判長 | =堀部隆一 |
検事 | =長克巳 |
弁護士 | =豊田茂 |
拘置所職員 | =中村大輔 |
公演日程・チケット
紀伊国屋ホール 2月11日(土・祝) ~ 19日(日)
2月 | |||||||||
11日 | 12日 | 13日 | 14日 | 15日 | 16日 | 17日 | 18日 | 19日 | |
土・祝 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
14:00 | ★ | ● | ● | 休演 | ● | ● | |||
19:00 | ★ | ◎ | 休演 | ● |
◎14日バレンタインデーにご来場のお客様には青年座から素敵なプレゼントがございます。
★ 2/11(土)2/13(月):インターネット特定日割引あり 各日10枚
チケット(税込) | 全席指定 | 販売窓口 |
一般 | 5,000円 | 全窓口 |
ネット予約(ネット割引) | 4,500円 | 青年座ネット申込 |
ゴールデンシート(65歳以上) | 4,000円 | 青年座のみ取扱 |
ユニバーシート(大学・各種学校生) | 3,500円 | 青年座のみ取扱 |
チェリーシート(高校生以下) | 2,500円 | 青年座のみ取扱 |
特別割引 | ||
グループ5 (5人一組 お一人様4,300円) | 21,500円 | 青年座のみ取扱 |
グループ10 (10人一組 お一人様4,000円) | 40,000円 | 青年座のみ取扱 |
グループ12 (12人一組 お一人様3,500円) | 42,000円 | 青年座のみ取扱 |
特定日割引(2/11(土)2/13(月)) | 4,000円 | 青年座ネット申込 |
取扱先 | 問合せ先 | 取扱時間 |
劇団青年座 | 0120-291-481 ネット予約 |
土日祝除く 11:00~18:00 |
チケットぴあ | 0570-02-9988 Pコード 366-621 0570-02-9988 オペレーター対応 |
|
ローソンチケット | 0570-0084-003 Lコード 35982 0570-000-777(オペレーター対応) |
オペレーター対応 10:00~20:00 |
キノチケットカウンター | 店頭販売のみ 新宿東口・紀伊國屋書店新宿本店5階 |
10:00 ~ 18:30 |
イープラス | ネット販売のみ |